糖尿病はどのようにして起こるのか
2型(インスリン非依存)糖尿病の場合、遺伝的要因をもつ人に、加齢、肥満、エネルギーの過剰摂取、運動不足、ストレスなど生活習慣によるものが大きな引き金になって発症するといわれています。
ストレスを感じると、人間のからだはストレスに反応して、副腎皮質ホルモンやアドレナリンなどを分泌します。これらのホルモンはインスリンの働きを妨げ、血糖を上昇させます。他の要因に加えて、このような状態が続くと、からだへの影響が出やすくなります。
また、そのようなストレスが続くと、その解消のために飲みすぎ、食べ過ぎにつながることもあり、間接的に糖尿病を引き起こす結果となってしまいます。
糖尿病がなぜ恐ろしいかというと、網膜症、腎症、神経障害の三大合併症をはじめとするさまざまな合併症を起こし、脳卒中や心筋梗塞など生命に関わる病気を起こしやすくなるからです。
これらの合併症の悪化によって、失明したり、人工透析を受けなくてはならなくなったり、壊疽により足の指などを切断することになったりします。
いったん、糖尿病にかかれば、ほとんどの場合、一生のつきあいになります。症状や程度によりますが、食事療法や運動療法を行い、必要に応じて、薬物療法を行います。それらを守ってよいコントロールを保てば、不安をもたずに生活することも可能です。