よくわかる糖尿病講座
糖尿病とは? 低血糖とは? 三大合併症 経口血糖降下薬について インスリン製剤の基礎知識 SMBG(血糖自己測定)とは Sick day
 
  1.低血糖とは?  
   
  2.低血糖症状とは?  
   
  3.低血糖を起こしたときの処置  
   
  4.低血糖状態はどんなときに起こるのか  
   
  5.低血糖が起きたら、次の診療時に主治医に必ず相談しましょう  
   
  6.低血糖予防  
   
     
 
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ステップB 低血糖とは(1)

1.低血糖とは?
血糖値が正常(70mg/dl)以下になった場合をいいます。
 健康的な人は一般的に血糖が60mg/dl以下にならないように保たれていますが、糖尿病で『経口糖尿病薬、インスリン注射などの薬物療法を行っている人』に低血糖はおこります。
食事療法のみの人、α-グルコシダーゼ阻害薬(ベイスン,セイブル,グルコバイ)のみの人には、低血糖はおこりません。

↓しかし

 糖尿病の適切なコントロールを行うためには、時々起こる軽い低血糖は避けられません。低血糖を過度に恐れて、不十分なコントロールのままでは合併症を防ぐことはできないので、低血糖症状や対処法をきちんと理解しておく必要があります。


2.低血糖症状とは?
●インスリンや薬が効きそうな時間帯(食前など)で、冷や汗、動悸、手のふるえなどの症状が重なり起これば、まず低血糖と判断します。
●この三大症状はやや低血糖が進んだ頃に起こってくるもので、その前に”考えがまとまらない、ふらつく、いらいらする、すっごくお腹がすく”などの漠然とした症状が先に起こることが多いようです。このような軽い症状のうち、低血糖ではないかと気が付き対処することが大切です。

 低血糖症状が起こる血糖値には個人差があり、70mg/dl以上でも症状が出る人もいるし、70mg/dl以下でも症状の出ない人もいます。しかし、40mg/dl以下ではほとんどの人が症状が出ます。若年者ほど低血糖症状が出やすく、高齢者には出にくい傾向にあり、特に高齢者ではいきなりの意識消失もあるため低血糖に注意し、HbA1cのコントロール目標は若年者より高く決めています。

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赤池循環器消化器内科