40才以上の日本人男性で約半数、女性では2割にメタボリックシンドロームの危険性があると指摘されています。男女に関係なくダイエットに取り組む姿勢が重要です。最近「おなかがぽっこりしてきた」「ズボンがきつくなった」という人はメタボリックシンドロームの危険信号です。
■メタボリックシンドロームとは?
脂肪が内蔵に蓄積し、糖質や脂質が代謝しきれていない病的な状態であり、そのまま放置しておくと動脈硬化を引き起こす危険性もあります。
☆メタボリックシンドローム危険因子
腹部肥満 高血圧 高脂血症 高血糖
これらの症状は個々の原因で発症するのではなく内蔵に蓄積された脂肪が主犯であると考えられています。
☆メタボリックシンドローム診断基準
・ウエストの周囲(おへその位置)
85cm以上(男性)
90cm以上(女性)
・高血圧
収縮期血圧 130mmHg以上
拡張期血圧 85mmHg以上
・高血糖
空腹時の血糖値 110mg/dl以上
・高脂血症
中性脂肪 150mg/dl以上
HDLコレステロール 40mg/dl以上
ウエスト径増大(内臓脂肪蓄積)に加えて、血圧高値・高血糖・血清脂質異常の3項目中2つ以上を有する場合にメタボリックシンドロームと診断されます。
■メタボリックシンドロームの予防、改善
内臓脂肪そのものを減らす薬はありません。メタボリックシンドロームを改善するには自分で食事や運動をコントロールしていくしかありません。内臓脂肪は皮下脂肪に比べて、燃焼されやすい性質があります。
1.食事→野菜をしっかりとり、間食も極力少なくすることが大切です。
食事を減らすよりも「一日三食、腹八分目」と規則正しく食べましょう。
2.運動→日頃から運動習慣をつけましょう。
運動不足は「内臓肥満」の原因であります。運動する事によって、内蔵脂肪
が減り高血圧・高血糖などが改善されます。長く持続できる全身有酸素運動(ウォーキング、水泳など)が効果的です。
3.禁煙→「内臓脂肪」は喫煙者に多い傾向があります。
喫煙は血管壁を傷つけて、動脈硬化を進行させるので、節煙・禁煙を守りま
しょう。
4.薬→糖尿病・高血圧症・高脂血症・になっていれば生活習慣改善の為に、薬に
よるコントロールが必要な場合がありますので適切に行う事が大切です。
文責;矢野加代子
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