【検査75gOGTT】とは、ブドウ糖負荷試験のことです。糖尿病が疑われている人に、糖尿病かどうかを確定診断します。

毎月採血してチェックしているHbA1c。今月の結果、あなたはどこになるかな?

高尿酸血症、高血圧、 肥満、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)、高血圧・ 高尿酸血症、高血圧などについて。

 
 

インフルエンザ(2)

<病態>
◆インフルエンザには、A・B・Cの3型がある。
  A型→2〜3年ごとに流行。
  B型→数年間隔で流行。
  C型→常に散発型の発生をきたす。

◆感染様式は飛沫感染により経気道的に感染して発生する。流行は主に冬季にみられる。

◆罹患率は小児に高く、成人及び高齢者には低いが、致死率は高齢者が高い。

<症状>
◆呼吸器系・消化器系・神経系など多彩な症状を呈する。
◆潜伏期間は1〜2日で悪寒・発熱・頭痛・倦怠感、全身の筋肉・関節痛で発症する。
◆発熱も39〜40℃と高くM字型発熱を示し、全身症状が強いのが特徴。
◆2次的な細菌感染によって急性気管支炎・肺炎などを合併し、特に高齢者・慢性呼吸器疾患(慢性閉塞性肺疾患・肺結核後遺症・気管支拡張症など)、心疾患・糖尿病などの患者では注意する必要がある。

<診断>
◆10〜30分で診断可能な迅速診断キットの有用性が高い。
◆発病3日以内の鼻汁・咽頭スワブ・うがい液などを用いる。

<治療>
◆A型インフルエンザに対して、最近、アマンタジンの経口投与が可能になった。
発病早期であれば症状を軽症化することができる。
◆安静・保温が必要で、症状によって消炎鎮痛薬・鎮咳薬を投与する。
(2次感染による肺炎の治療・予防には抗生物質を用いる。)
◆予防ワクチンの効果については議論があるが、リスクの高い患者(高齢者・慢性呼吸器疾患患者)や医療従事者には接種が勧められている。

<患者説明のポイント>
安静と保温、水分・栄養の補給を十分に行うことが重要であることを患者に説明する。


インフルエンザワクチンについて・・・

◆インフルエンザウイルスをエーテル処理して作られた不活化ワクチンである。
◆1994(平成6)年の予防接種法改正以後に任意接種となる。
◆ワクチンの有効期限は1年しかないので毎年、接種を繰り返す必要がある。
◆13歳未満(乳幼児)では2回(1〜4週間あける)接種が必要。それ以外は高齢者でも1回で抗体価が十分に上昇。
※1週間よりは4週間の方が免疫効果が高い。
※当院では3週間目に2回目の接種をする。
(4週間目の日に風邪をひいたらワクチンが打てないため。)
◆13歳以上でも2回接種をしても良い。また20歳以下、医療従事者も本当は2回接種した方が良い。
◆インフルエンザワクチンは鶏卵を使用してワクチンを製造しているので「鶏卵・鶏肉・その他、鶏由来のものに対してアレルギーを呈するおそれのある者」は、接種要注意者とされている。卵でアナフィラキシーを発症したことのある場合は当然、禁忌となっている。

◆ワクチンの接種量
1歳未満           0,1ml
1歳以上〜6歳未満    0,2ml
6歳以上〜13歳未満   0,3ml
13歳以上          0,5ml

◆ワクチン接種後の注意!
・接種当日はいつも通りの生活をしても良いが、激しい運動はさけてもらう。
・入浴をしても差し支えはないが、注射部位をこすることはさけてもらう。
・注射後に注射部位が赤く腫れたり痛む場合があるが、通常4〜5日以内で治る。 なお、体調に変化があれば速やかに医師の診察を受けてもらう。
・卵アレルギーのある方は、まれに(30分以内に)蕁麻疹や息苦しさを認めることがあるので、院内で様子をみてから帰宅してもらう。

 

 

 


塩酸アマンタジン(シンメトレル)について・・・

<適応>
A型インフルエンザウイルス感染症

<用法>
◆1日100rを1〜2回に分服。
ただし高齢者、及び腎障害のある患者では上限1日100r
◆発症後に用いる場合は可能な限り速やかに投与を開始する。
(発症後48時間以降に投与しても十分な効果が得られないとされている。)
◆ワクチンの効果には影響しない。

<禁忌>
◆妊婦又は妊娠している可能性のある婦人(催奇形性が疑われる症例報告がある)には投与しない。
◆アマンタジンの成分に対し過敏症の既往歴のある患者。

<慎重投与>
◆心血管疾患(うっ血性心疾患など)又は末梢性浮腫のある患者→副作用として下肢浮腫が発現することがあり、心血管疾患や浮腫を悪化させるおそれがある。
◆腎障害のある患者→大部分が未変化体として尿中に排泄されるので、蓄積による副作用を避けるため用量の調節に十分注意する。
◆透析患者→血液透析によって少量しか除去されないので、蓄積による副作用を避けるため用量の調節に十分注意する。
◆肝障害のある患者→副作用として肝障害が報告されているため、肝機能検査値に注意する。
◆低血圧を呈する患者→めまい・立ちくらみ等が現れやすい。
◆精神疾患のある患者→幻覚・妄想・錯乱などの精神症状が悪化するおそれがある。
◆高齢者→副作用(特に興奮・見当識障害・幻覚・妄想・錯乱などの精神症状)が現れやすいので、低用量から開始し・用量ならびに投与間隔に留意するとともに患者の状態を観察しながら慎重に投与する。

<重要な基本的注意>
◆めまい・ふらつき・立ちくらみ・不眠が現れることがあるので、自動車の運転・機械の操作・高所作業などの危険を伴う作業に従事させないように注意する。
◆増量により特に中枢神経系の副作用(睡眠障害・幻覚など)の発現頻度が高くなる傾向があるので注意する。
◆悪性症候群(急激な減量又は中止により、高熱・意識障害・高度の筋硬直・不随意運動・ショックなど)が現れることがあるので注意する。


ザナミビル水和物(リレンザ)について・・・

<適応>
A型又はB型インフルエンザ感染症

<適応関連注意>
◆治療に用いる場合、インフルエンザ様症状の発現から2日以内に投与を開始する。
◆投与は成人の患者を対象とする。
◆C型インフルエンザ感染症には効果がない。
◆細菌感染症には効果がない。

<用法>
◆ザナミビルとして1回10r、1日2回、5日間吸入。
◆発症後、可能な限り速やかに投与を開始する。
(症状発現から48時間経過後に投与を開始した患者における有効性を裏付けるデータは得られていない。)

<禁忌>
ザナミビルの成分に対して過敏症の既往歴のある患者。

<適用上の注意>
◆専用の吸入器を用いて、口腔内への吸入投与にだけ使用。
◆患者には専用吸入器及び使用説明書を渡し、プラセボによるデモンストレーションをも含めて使用方法を指導する。
◆ザナミビル水和物は吸湿性が高いので、ブリスターは吸入の直前に穴を開ける。

<重大な副作用>
◆アナフィラキシー様症状
口腔咽頭浮腫などのアナフィラキシー様症状が起こることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には中止し、適切な処置を行う。

◆気管支れん縮・呼吸困難
気管支れん縮・呼吸困難が起こることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には中止し、適切な処置を行う。

 

 

 

 


リン酸オセルタミビル(タミフル)について・・・

<適応>
A型又はB型インフルエンザウイルス感染症

<適応注意>
◆1歳未満の患児(低出生体重児・新生児・乳児)に対する安全性及び有効性は確立していない。
◆A型又はB型インフルエンザ感染症以外の感染症には効果がない。
◆細菌感染症には効果がない。

<用法>
◆カプセルとして治療に用いる場合
→成人及び体重37.5kg以上の小児には1回75mg、1日2回、5日間。

◆カプセルとして予防に用いる場合
→成人及び13歳以上の小児には1日1回、75mg、7〜10日間。
※治療に用いる場合には、インフルエンザ様症状の発現から2日以内に投与する。(症状発現から48時間経過後に投与を開始した患者における有効性を裏付けるデータは得られていない。)

◆ドライシロップ→成人1回75mg、幼小児1回2mg/s、1日2回、5日間。 ただし、幼小児の1回最高用量は75mg。

<禁忌>
リン酸オセルタミビルの成分に対し過敏症の既往歴がある患者。

<主な副作用>
腹痛・下痢・嘔気など

<重大な副作用>
◆ショック・アナフィラキシー様症状
◆肺炎
◆肝炎・肝機能障害・黄疸
◆皮膚粘膜眼症候群・中毒性表皮壊死症
◆急性腎不全
◆白血球減少・血小板減少
◆精神・神経症状