【検査75gOGTT】とは、ブドウ糖負荷試験のことです。糖尿病が疑われている人に、糖尿病かどうかを確定診断します。

毎月採血してチェックしているHbA1c。今月の結果、あなたはどこになるかな?

高尿酸血症、高血圧、 肥満、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)、高血圧・ 高尿酸血症、高血圧などについて。

 
 

非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)

<病態>
飲酒をしなかったりごくたまに少量を飲むだけの人が、アルコール性肝炎と同じような肝臓の状態になる高度の脂肪肝に肝臓実質の炎症、壊死、繊維化所見が加わった疾患でよくある脂肪肝との鑑別が容易でなく見過ごされるケースも少なくない。アメリカの厚生労働者に当たるNIHで1998年に「NASH=非アルコール性脂肪性肝炎」という病気として認められ、新しい生活習慣病として最近注目されている。

<2段階で発病>
詳しい原因は未解明であるが今までは飲酒者の肝臓に脂肪がたまって脂肪肝の状態になるとアルコール性肝炎から肝硬変へと進むが飲酒しない人の脂肪肝は悪化しないというのが常識であった。しかし、一部の人では肝硬変、肝ガンへと進行してしまう。
飲まない人でも過食や運動不足などから脂肪肝になっている人は少ない。
また、肝へなんらかのストレスが加わってNASHに移行するのだろうと言われている。
そのストレスとして、胃腸の手術や低酸素 血症(最近では肥満者に多い睡眠時無呼吸症候群との関連も注目されている)や糖尿病における血中インスリン濃度の上昇などが挙げられている。また急激な体重減少もNASHの原因になりうるといわれている。


<診断>
確定診断には肝臓の生検による組織診断が必要。
肝臓に脂肪の蓄積が見つかった人で

肝脂肪の人で体内の鉄分↑の人はNASHの疑いがあるという論文もある。

米国ではNASHは人口の2〜3%、50代前後の女性で肥満や糖尿病、高脂血症などの人に多い。
高度肥満の70%がNASHという調査結果もある。
女性は50代〜60代に多く男性の4割を40歳未満が占めている。


<治療>
病態の解明が充分でないため現在のところ有効な治療方法はない。
しかし病態の糖尿病に関係する「インスリン抵抗性」が深く関わるとみられている。このため治療でも糖尿病薬などがよく使われる。
インスリン抵抗性改善薬や肝臓病薬により、脂肪肝や肝機能が改善したとの報告があるが、確立した治療はまだない。
肥満を伴う場合には脂肪肝と同じく食事療法、運動療法による減量が最も効果が高く重要といわれている。指導としては月に1〜2のペース(多くても1週間に1.6未満の体重減少)が望ましいとされる。
単なる脂肪肝に比べてNASHでは病気が進行性であり、しかも治療に対する反応が悪いので予防する必要がある。