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<看護師より一言>新型インフルエンザについて
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◆新型インフルエンザとは
本来動物にしか感染しないインフルエンザウイルスがヒトに感染し、世界的に流行するようになったもので、2009年春豚由来の新型インフルエンザが発生しています。この新型インフルエンザは、従来豚の間で流行していたウイルスとトリ型、ヒト型が混ざりヒトに容易に感染できるように変異したものと考えられています。
現在このウイルスに対してヒトは免疫を持っていないため世界各地で感染が拡大しています。このインフルエンザウイルスの感染力は強いですが、病原性は通常の季節性と同程度と考えられています。又若い世代の感染者が多いのが特徴です。
◆症状は
突然の高熱・咳・咽頭痛・倦怠感に加えて鼻汁・鼻閉・頭痛等があり季節性インフルエンザに類似しています。季節性インフルエンザに比べて下痢などの消化器症状が多い可能性が指摘されています。
◆感染は
通常、飛沫感染・接触感染します。
飛沫感染:感染したヒトの咳・くしゃみ・つば等の飛沫と共に放出されたウイルスを健康なヒトが吸入する事によって感染します。
接触感染:感染したヒトがくしゃみ・咳を手で抑えた後や、鼻水を手で拭った後に机やドアノブ・スイッチ等に触れるとその場所にウイルスが付着し、感染します。
*感染した殆どの方が軽症で回復しています。ただし、基礎疾患がある方々の中には治療の経過や管理の状況により新型インフルエンザに感染すると重症化するリスクが高い方がいます。
特に慢性呼吸器疾患(喘息・慢性閉塞性肺疾患)・慢性心疾患・糖尿病等の代謝性疾患・腎機能疾患・ステロイド内服による免疫機能不全更に妊婦・乳幼児・高齢者の方々についても重症化する事が報告されています。
感染予防に心がけかかりつけ医師がいる方は発症予防の対応についても相談しておきましょう。
◆予防・対策
〈手洗い〉
石けん液でまめに手洗いを行いましょう。手についたウイルスを洗い流します(15秒以上)
*手洗い方法
手洗いのタイミング
・帰宅時
・トイレの後
・食品を取り扱うとき
・咳やくしゃみを手で抑えた後
・ケア(介護など)の前後
〈うがい〉
うがいには機械的な洗浄効果や、うがい薬を用いた場合には除菌力や科学的な洗浄効果により口腔内や気道に付着した細菌やウイルスを減少させる効果が期待できます。
*うがいの方法
1.うがい薬を口に含み、唇を閉じてほっぺたの筋肉を動かし、「クチュクチュ」と口の中を洗います。
2.次に上を向いて、「オオオ…」と声を出してのどを洗います。声が震え始めると、それはうがい液が口蓋垂の奥へ届いている証拠です。(初めてのときはちょっとびっくりします。)
3.冷たいうがい液が、口の中で温かく感じられてきたら吐き出します。
4.この1〜3の行為を数回繰り返します。
うがいのタイミング
・帰宅時
・人混みから出たとき
・のどが乾燥しているとき
・空気が乾燥しているとき
・静養している人の居室に入るとき
・口腔内の細菌数が一番多くなる朝起きたとき
〈マスク〉
咳やくしゃみをしているときはマスクをつけましょう。マスクをつけることによって飛沫感染を防ぐと共に鼻や咳を乾燥から守ります。マスクはろ過性の低い「サージカルマスク」が望ましいですが市販のマスクでもウイルスの拡散をある程度は防ぐ効果はあります。
咳エチケットを守りましょう。咳・くしゃみの際はティッシュなどで口と鼻を押さえ他の人から顔を背けて1m以上離れましょう。押さえた手はすぐに石けんで洗いましょう
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