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「ナースより一言」:5月より、自動販売機でのタバコの購入には、taspo(成人識別カード)が必要になり、これを機会に禁煙を考えている方も、多いのではないでしょうか。そこで、タバコと糖尿病などについて、少しお話したいと思います。糖尿病で一番恐ろしいのは、合併症!そもそも、血糖値の悪化により動脈硬化が生じ、合併症へとつながって行くのですが、その動脈硬化を促進させる大きな因子の1つが、喫煙なのです。そして、喫煙はインスリン抵抗性を介して血糖上昇を惹起し、さらなる合併症のリスクへとつながって行きます。まさに、喫煙による“負の連鎖”が起きるのです。また、「タバコをやめると、体重が増えてしまう」と考えている人もいますが、最近のデータでは、喫煙そのものが遺伝子に影響を及ぼし、肥満の原因をつくるとの報告もあります。以上のように、糖尿病とタバコには深い関係があり、禁煙は糖尿病治療の一環と考えるべきでしょう。また、喫煙は、肺ガンやCOPD(慢性閉塞性肺疾患)のリスクを高めるだけでなく、虚血性心疾患のリスクは非喫煙者の2倍以上、それに高血圧と高コレステロール血症が加わると、リスクは8倍以上にもなってしまいます。こういった事を踏まえても、禁煙は前向きに考えた方が良いでしょう。最近では、禁煙をする為に、ニコチンガムやニコチンパッチなどといったニコチン代替療法を利用される人もいます。特に 注)ニコチンパッチは、医師の処方箋が必要ですが、ヘビースモーカーには好まれているようです。最後に、人生に大きな達成感と楽しみ、そして健康をもたらしてくれるものと考えると、禁煙もまた頑張れるのではないでしょうか。
注)当院では、自由診療の為、保険適用外となりますので、予めご了承下さい。
 
 
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